体内の水分が成人で60%といわれる人間に比べ、70%を水分が占める犬は脱水症になりやすい生き物です。本記事では犬の脱水症状の見分け方や、応急処置方法と、便利な水に混ぜる補助製品に加えて、ビルバック アクアデントフレッシュについても紹介します。
1. 犬の脱水症を見分けるには?
犬は脱水症になっても人間のように言葉を話せません。気温の感じ方も違いますから、いつのまにか脱水症になっていたということもあります。しかし犬の様子を注意深く観察すればその症状は見分けることもできるでしょう。
1-1. 普段の様子と比べる
まずは普段の様子と比べてみましょう。いつもより食欲がない、元気がない、水を飲む量が増えたなど、なにかしらの違和感を覚えたら脱水症を視野に入れましょう。
もちろん遊び疲れたり暑さを感じていたりするだけという場合もあります。しかしこのような細かな注意が犬の健康維持には大切です。
1-2. 歯茎をみる
脱水症が疑われたら、歯茎を見てみましょう。健康的な歯茎なら十分に濡れているはずです。しかし体内の水分が足りていない場合は、唾液が分泌されずに歯茎が乾いていることもあります。
表面を触るとペタペタして、粘着性が生まれているのが特徴です。また歯茎を指で押して色が白っぽく変化した後、すぐピンク色に戻らない場合も注意してください。
ただ歯茎が乾燥は緊張状態にも見られる症状なので、リラックスしているときに確認してください。
1-3. 皮膚をつまむ
皮膚をつまむ“ツルゴールテスト”は脱水症状を見分けるのによく使われます。首や背中あたりの皮膚を5cmほど持ち上げ、皮膚が戻るまでの時間をみて症状を調べるのです。
通常、皮膚は水分によって弾力があり持ち上げるとすぐもとに戻ります。しかし2秒以上戻るのに時間がかかるようでしたら脱水症になっている恐れがあるでしょう。
とはいえ個体差があるので、健康な時に一度つまんでテストを行っておきましょう。それよりも1秒以上戻るのに時間がかかっていたら脱水症だと判断できます。
1-4. 尿をみる
体内の水分が足りていないときは、尿にも変化が表れます。脱水状態から腎臓が体内に水分をため込もうとするため、尿の濃度は濃くなり量は減ってしまうのです。放尿の頻度が少ない、ペットシーツの尿の色が濃いと感じたら脱水症を疑いましょう。
1-5. 体重を測る
脱水症はいわば体内から水分が減っている状態なので、体重を測ることで調べることもできます。
こちらも個体差がありますが、通常の体重より明らかに減っている場合、体型は変わらないのに数値のみ減っている場合は他の症状も確認するようにしましょう。
2. 犬の脱水症状の応急処置方法
犬が脱水症を引き起こしているとわかった場合はすぐに病院へ向かいましょう。脱水状態は臓器に負担がかかるため、素人目には気がつけない変化もあります。しかし病院に行くまでにも、できることは多くあるのです。病院に連れていくことを前提として、自宅でできる応急処置方法を紹介します。
2-1. 水を飲ませる
脱水症は体内の水分が激しく不足している状態です。まずは水分を補給してあげましょう。ぐったりして水が飲めないようならスポイトを使って、口にあてがいながらゆっくり与えてください。
2-2. 動物用の経口補水液を飲ませる
水を飲むのを嫌がったり、重度の脱水症が疑われたりする場合には動物用の経口補水液を与えましょう。これらには糖分や塩分が含まれており、脱水状態時に体内で不足しているミネラルを同時に補給してくれます。夏の暑い時季や、緊急時などを想定して自宅に1つ持っておくのも良いかもしれません。
人間用のスポーツドリンクや経口補水液とは成分が異なるので、なるべく動物用のものを与えましょう。
2-3. 症状が酷い場合はすぐに動物病院へ
脱水症状が酷く、嘔吐や下痢を繰り返す場合は無理に水を与えないようにしましょう。「まあ、大丈夫でしょう。」とご自宅で様子を見てしまうと、後々取り返しのつかない事にもなりかねません。
早急に動物病院へ向かって診察と治療を受けるようにしましょう。
3. 愛犬に飲ませたい!水に混ぜる+αのアイテム
脱水症状を未然に防ぐためには普段からの適度な水分補給が欠かせません。そんな水分補給時に、水に混ぜるだけのアイテムをくわえることでプラスアルファの効果を生み出すアイテムをご存じでしょうか。水に混ぜるだけで簡単な3種類のアイテムをご紹介しましょう。
3-1. ミネラルを含むアイテム
まず、ミネラルを含むアイテムは先ほど紹介した動物用の経口補水液などです。動物病院やペットショップなどでも販売されています。持病がある場合はかかりつけ医に相談してから購入してもらう方が安全でしょう。3-2. 栄養分を含むアイテム
栄養分を含む固体のフード等を水に溶いて与えることで、水分と栄養を同時に摂取することができます。スープのようになって、普段水を飲みたがらない犬でも美味しく飲めるのです。また体調が優れず、うまく食事がとれないときにもおすすめです。最近は流動食(リキッド)タイプの動物用のフードもあるので普段から少しずつ取り入れて慣れさせてあげるのも良いかもしれません。
3-3. 口臭予防成分を含むアイテム
口臭予防成分を含むアイテムは、水に混ぜるだけで気になる口臭対策ができます。日々の水分補給のタイミングで口内の清潔を保ち、口臭に作用してくれます。口臭に歯みがきだけでは対応できない、とお悩みの方はぜひ使ってみてください。
4. 「ビルバック アクアデントフレッシュ」とは?
「ビルバック アクアデントフレッシュ」は水に混ぜるだけで口臭対策に効果的なアイテムです。イヌリン・ザクロエキス・エリスリトールの3成分が口内から腸内まですっきり消臭します。犬猫問わず、水分補給に合わせて口腔ケアができる優れもの。100倍に薄めて使用するため、1本で長持ちするところも人気の理由です。
犬猫の口臭対策の第一歩として、「ビルバック アクアデントフレッシュ」はおすすめの製品です。
5. まとめ
犬の脱水症状を見分ける方法や応急処置、水に混ぜて使用するアイテム、特に「ビルバック アクアデントフレッシュ」について紹介しました。犬の脱水症状は一見気がつかなくても、しっかりチェックすれば確認できます。脱水症にならないためにも普段から積極的に水分を補給をさせましょう。
簡単に口臭ケアができる「ビルバック アクアデントフレッシュ」は当院「かしわだい動物病院」でもご用意しております。犬の健康状態に関するアドバイス等もいたしますので、まずはお気軽にお声がけください。
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